PVとは?確認方法・月間PV数の目安や増やす方法を紹介

Webマーケティング

PVとは?確認方法・月間PV数の目安や増やす方法を紹介
 
PVとはWebサイトを運営する上で、多くのWeb担当者やWebマーケターが気にする指標です。PVが多いほど多くのユーザーにサイトが見られており、サイトの目的を果たせる可能性が高くなります。 本記事では、PVについてセッション数・UU数との違いや訪問別PV数との関係、GoogleアナリティクスでサイトのPVを調べる方法などについて、解説します。 また、月間PV数の目安やPVを増やすためのポイントについても説明するため、PVを増やしたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。

1.PVとは?

PVとは、Page View(ぺージビュー)の頭文字をとった用語で、特定のWebページが表示された回数を指します。Webページの閲覧数を確認する際には、一般的にPVを見るため、PVはサイト運営において重要視される指標の1つです。 ここでは、PVの見方やセッション数・UU数などの指標との違いについて、詳しく説明します。

1-1.PVとセッション数・UU数の関係

PVと似た指標として、セッション数・UU数が挙げられます。これらの指標は、SEO対策やアクセス解析でよく用いられ、PVと混同してしまう場合があるため、違いを確認しておきましょう。

○セッション数

セッション数とは、ユーザーがWebサイトに訪れた回数を指す用語です。 ユーザーのWebサイト訪問時に1セッションとなり、Webサイトを離脱した際にセッションは終了します。同じユーザーでも再度Webサイトに訪れた際のカウントは、2セッションです。 PV数は特定のWebページの表示回数ですが、セッションはどのページを何度見たかということは関係ありません。

○UU(ユニークユーザー)数

UUとは、集計期間内にWebサイトに訪れたユーザー数を指す用語です。 集計期間が1ヶ月であれば、同じユーザーが1ヶ月間にWebサイトへ2回訪問しても1回とカウントされます。ユーザーの情報はブラウザのCookieに2年間保持されているため、重複はありません。 期間内で同じユーザーが複数回Webサイトを閲覧すると、PV数は増える一方で、UU数は変化しないという違いがあります。

1-2.PVと訪問別PV数の関係

PVはWebサイトの訪問者は認識せず、Webページがどれだけ閲覧されたかを測る指標です。一方で訪問別PV数は、1セッションにおけるPV数の平均を表します。 訪問別PV数が多いほど、1セッションで多くのページを閲覧していることとなり、サイト滞在時間も長くなる傾向があります。 「訪問別PV数が多い」=「ユーザーのサイト回遊率が高い」と判断しがちですが、一概にそうともいえません。 例えば、ECサイトなどの詳細ページが多い場合、訪問別PV数は増える傾向にあります。なぜなら、ユーザーは詳細ページを何度も確認する必要があるためです。 その上で、購入率が高かったり問い合わせが多かったりすれば問題ありませんが、訪問別PV数が多いにもかかわらず、コンバージョン率が低い場合は注意しなければなりません。
  • 欲しい情報がないとユーザーが判断し、離脱した
  • 欲しい情報に辿り着けずに、ユーザーが離脱した
上記の原因により、コンバージョン率が低下している場合は、サイト内の導線や情報配置を見直す必要があります。

2.GoogleアナリティクスでサイトのPV数を調べる2つの方法

ここでは、GoogleアナリティクスでサイトのPV数を調べる方法について、解説します。 サイト全体のPV数と、各ページのPV数を調べる2つの方法を説明するため、参考にしてください。

①サイト全体のPV数

まず、Googleアナリティクスにログインします。 左メニューの「ユーザー」>「概要」をクリックして、「ページビュー数」という項目を確認しましょう。ここに表示されている数字がサイト全体のPV数となり、同じ画面でセッション数やユーザー数なども確認できます。 また、数字のみではなく折れ線グラフでもPV数は表示されるため、視覚的にも変化を確認することが可能です。 サイト全体のPV数といった重要な指標は、Googleアナリティクスの設定でトップページに表示させても便利に使えるでしょう。

②各ページのPV数

Googleアナリティクスにログイン後、左メニューの「行動」>「サイトコンテンツ」をクリックして「全てのページ」という項目を確認しましょう。このページで、各ページのPV数が確認できます。 同じPV数でもサイト全体のPV数か各ページのPV数かによって、確認方法が異なります。SEO対策やアクセス解析を実施する際には、自分の目的に合わせてPV数を確認しましょう。

3.月間PV数の目安

ここでは、月間PV数と広告収益の目安を紹介します。 月間PV数は、Webサイトの目的やジャンルにより異なることが一般的です。Webサイトを立ち上げて3ヶ月で月間1万PVを達成するサイトもあれば、全くアクセスのないサイトもあります。 Webサイト立ち上げ後の月間PV数が大きく異なる理由は、ジャンルや方向性の違いで検索ボリュームが変わり、月間PV数も変化するためです。 Webサイトやブログで広告収益を出したいと考えている人は、一般的に下記のPV数と収益額が目安となります。
月間PV数 広告収益
3,000PV 1,000円
3万PV 1万円
30万PV 10万円
300万PV 100万円
ただし、これらの数値はあくまで一般的な目安であり、常にこのような相関が成り立つとは限らない点については注意が必要です。 続いて、日本における月間PV数のランキングを紹介します。
1 google.com
2 youtube.com
3 yahoo.co.jp
4 amazon.com
5 google.co.jp

出典:Alexa「Top Sites in Japan」

PV数の記載はありませんが、GoogleやYahoo!といったポータルサイトが上位を占めています。多くの場合、1日10回以上同じユーザーが同じサイトを訪れており、それだけ日常的に利用されているサイトです。

4.PVを増やすためのポイント

最後に、PVを増やすためには、どのようなことを行うべきか、ポイントを説明します。

○SEO対策を行う

SEOとはSearch Engine Optimizationの頭文字で、検索エンジン最適化のことです。検索エンジンで検索した際に、上位表示されるようにサイトの改善を行います。 PVをはじめとする数字を分析し、SEO専用のツールなどを活用しながら行いましょう。 SEO対策は、専門的な知識が必要な作業といえます。そのため、SEOの知識がない場合は、SEOについて豊富な知識と経験がある対策会社に相談することがおすすめです。

○Web広告を出す

Web広告を出してサイトを宣伝することも、PVを増やすために効果的です。広告媒体は、SNSやアプリ、ポータルサイトなど多くの媒体があるため、Webサイトのユーザー層に合わせて選択します。 また、広告で利用する画像や動画、キャッチコピーなどが重要となるため、戦略的なWeb広告の制作が必要です。ただし、広告費がかかるため、費用対効果を考えて実施しましょう。

○SNSを使ってバズらせる

バズるとは、SNS上で一時的に多くの人に拡散されて、情報が多くの人の目に留まることです。一度バズると存在が認知され、他の情報も確認されたりフォロワーとなってくれたりします。

○内部リンクを最適化する

内部リンクとは、同じWebサイト内に存在するページのリンクを指します。内部リンクを設置することで、サイト内でユーザーを回遊させて、サイト滞在時間を長くすることが目的です。 内部リンクを充実させるためには、関連記事などのコンテンツを多く作ることが重要となります。Webサイト全体の構成もしっかりと見直して、ユーザーが見やすいサイトを作りましょう。

まとめ

PVとは、Webサイトにどれだけの人が訪れたかを確認する指標であり、多くのWeb担当者やWebマーケターが重要視する指標です。 PVを増やすためには、SEO対策やWeb広告、SNSなどの活用を考えてサイト運用することが、効果的といえます。 また、PVを増やすことはもちろん、PVと比例したコンバージョン率を達成しなくては、サイトの目的を果たせません。 サイトの目的について再度確認して、充実した内容をユーザーに届けることを心がけ、多くの人に有益な情報を届けましょう。
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