Facebook広告とは?特徴・メリットや始め方も紹介!

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Facebook広告とは?特徴・メリットや始め方も紹介!

広告出稿は商品・サービスの認知度を上げられる方法であり、なかでもSNS広告は高い集客効果を狙えます。Facebook広告はSNS広告の一種であり、ユーザー数が多いFacebookを介して効果的な集客を行える方法です。

Facebook広告の出稿を検討しているものの、概要や料金システムなどが気になっている人も多いのではないでしょうか。

今回は、Facebook広告の概要や特徴・メリットと、Facebook広告の始め方を解説します。Facebook広告の出稿を検討している人は参考にしてください。

1.Facebook広告の概要

Facebook広告とは、Facebook社が提供している広告配信サービスです。Facebookのアクティブユーザーは、2020年10月段階において世界で26億人(月間)を超えており、数あるSNSのなかでも利用者が多いSNSとなっています。

出典:Facebook「Facebookが2020年第1四半期の結果を報告」

Facebook広告を活用できれば大きな集客効果が期待できるため、まずはFacebook広告の概要を把握しておきましょう。

1-1.Facebook広告が出される場所

Facebook広告を利用すると、主に以下の掲載場所に広告が表示できます。

○Facebook

SNSのなかでも規模が大きく、実名登録制が特徴の大手SNSです。Facebookは社会人層に人気があり、購買力のあるユーザーに対して広告でアプローチできます。

○Messenger

Facebookのユーザーが利用できるメッセンジャーアプリです。忙しいビジネスユーザーのなかにはFacebookを見ず、Messengerをメインに利用している人もいます。

○Instagram

写真や動画を投稿・シェアできることが特徴のSNSです。Instagramは若年層のユーザーに人気が高く、美容・グルメ・デザインなどビジネス層やクリエイティブな層の利用も増えています。

○Audience Network

Facebook社と提携しているスマホアプリやサイト・メディアを配信先として、Facebook広告を掲載できるサービスです。Facebookのターゲティング機能を利用することで、広告主がアプローチしたいターゲット層に対して広告を表示できます。

1-2.広告の種類

Facebook広告の広告フォーマットにはさまざまな種類が用意されています。なかでも以下の4種類は基本的な種類であるため、特徴を把握しておきましょう。

○写真

商品・サービスの写真を掲載する、シンプルな広告フォーマットです。1枚の写真配置のみで動きはないため、魅力が端的に伝えられる写真を使用しましょう。

○カルーセル

カルーセルは1つの広告で画像・動画を最大10件表示でき、ユーザーに多くの情報を伝えられます。広告はスワイプやタップで動かす形式であるため、興味を持ったユーザーに効果的なアプローチをできることが特徴です。

○キャンバス

キャンバスとは、広告をクリックするとビューワー画面が展開するタイプの広告フォーマットです。広告をクリックしたユーザーに世界観を伝えるランディングページのような使い方ができ、商品ページへと自然に誘導できます。

○ダイナミック

ダイナミックは、ユーザーが広告主のWebサイト・アプリなどへアクセスした行動データに基づき、関連度が高い商品を広告掲載してくれます。ユーザーが興味関心を持っている商品を表示できるため、購入・登録など成果を狙いやすいことが魅力です。

1-3.広告費用

Facebook広告の費用は広告主が決められます。アカウントやキャンペーン・広告セットごとに予算額を設定できるため、費用が膨らむことを防ぐことが可能です。

Facebook広告の課金方式は、インプレッション課金とクリック課金の2種類があります。それぞれの特徴を把握して、自分に合った課金方式を選択しましょう。

○インプレッション課金

広告が表示されるたびに費用が発生します。Facebook広告では1000回の表示ごとに費用が発生する仕組みです。クリックされなくても費用が発生するデメリットはあるものの、反響が大きい広告の場合はクリック単価が安く済むケースもあります。

○クリック課金

広告が表示されるだけでは費用が発生せず、ユーザーに1回クリックされることで費用が発生する方式です。成果と費用が結びつくため、広告の反響を確かめたいときなどに適しています。

2.Facebook広告の特徴・メリット

Web広告を出稿する際は、広告方法ごとの特徴やメリットを比較・検討することが大切です。Facebook広告の主な特徴・メリットとしては、以下の2つが挙げられます。

○ターゲティング精度が高い

Facebook広告はターゲット設定にFacebookのデータベースを使用するため、広告のターゲティング精度が高いことが特徴です。Facebookは実名登録制のSNSであり、Facebookユーザーは登録時に年齢・性別を入力します。ユーザーの入力情報に基づいて興味・関心の高い広告内容を表示できることが、Facebook広告の強みです。

また、Facebook広告ではカスタムオーディエンス・類似オーディエンスと呼ばれるターゲティング方法も選択できます。

カスタムオーディエンス 自社が持つ顧客データとFacebookのデータを使用して、自社商品・サービスと接点があるユーザーに広告を配信する
類似オーディエンス 既存の顧客と似ているユーザーを探し出して、広告を配信する

どちらも成果を出しやすいユーザーを対象にアプローチできるため、有力なターゲティング方法です。

○認知拡大・購買などさまざまな目的に対応できる

Web広告を出稿する場合、ブランディングや購買などマーケティングの目的は広告主によって異なります。Facebook広告は広告の種類が多いため、さまざまな目的に対応できることがメリットです。

Facebook広告を利用する際は、最初に広告の目的を決める「キャンペーン」を設定します。キャンペーンは「認知」「検討」「コンバージョン」の大きく3項目に分けられ、広告目的を全11種類のなかから選択可能です。

3.Facebook広告の始め方

Facebook広告を始める際は、まずビジネスマネージャのアカウントを開設しましょう。ビジネスマネージャはFacebook上のマーケティング活動を一元管理でき、スムーズな広告出稿・管理が行えるツールです。アカウント開設はビジネスマネージャのページ右上にある「アカウントを作成」で行えます。

次に、ビジネスマネージャにFacebookページを登録してください。アカウント開設後は「ビジネスマネージャを設定」ページが表示されているため、「Facebookページを追加」を選択します。入力ボックス内に登録したいFacebookページ名かURLを入力して、「ページを追加」を選択すれば登録完了です。

最後に、広告アカウントを作成しましょう。ページ登録後に表示される「ビジネスマネージャを設定」の「広告アカウントを追加」を選択し、「広告アカウントを作成」に進むと、アカウント作成が始まります。広告アカウントを作成することで、Facebook広告を始める準備は完了です。

3-1.広告を出す方法

Facebook広告を出稿する際は、まずキャンペーンを選択します。キャンペーンとは広告を出す目的のことです。よく使われる5種類のキャンペーンを例に挙げて、目的・用途を紹介します。

キャンペーンの種類 目的・用途
ブランドの認知度アップ 認知度アップのために、広告閲覧を覚えていやすい人に向けて広告表示したい
リーチ 商品を広く知ってもらうために、多くの人に広告表示したい
トラフィック 広告リンク先へ質の良いユーザーを多く誘導したい
アプリのインストール アプリのインストール数を促進したい
コンバージョン ユーザーの購買や資料請求など、達成したいアクションがある

キャンペーンの設定方法は、種類を選択して名前を付けるだけで完了です。あとは広告セットで詳細設定を行い、入稿する広告を作成すれば広告を出す準備が整います。

まとめ

Facebook広告は、Facebookのデータベースを使用することにより、集客効果が高いSNS広告です。広告費用は広告主が決められるシステムであり、広告の種類が多いためさまざまな広告用途に利用できます。

Facebook広告を利用する場合は、まずビジネスマネージャのアカウントを開設をしましょう。あとはFacebookページの登録と広告アカウントを作成すれば、広告を出す準備は完了です。

Facebook広告を上手に活用し、サービスや商品の広告出稿を進めましょう。

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