ハッシュタグ(#)とは?正しい使い方や効果的な活用法も徹底解説!

Webマーケティング

ハッシュタグ(#)とは?正しい使い方や効果的な活用法も徹底解説!

「ハッシュタグ(#)」は、企業のプロモーションなど、SNSの利用は今やビジネスツールとして一般的です。しかし、ほとんどのSNSで利用できるハッシュタグはマーケティングに重要な役割を果たすものの、効果的な使い方がわからない人は少なくありません。

そこで今回は、ハッシュタグの概要と正しい使い方、ハッシュタグを活用するメリットを解説します。マーケティングに有効なハッシュタグの活用方法も紹介するため、ハッシュタグの効果的な使い方を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

1.SNSでよく使用されている「ハッシュタグ(#)」とは?

「ハッシュタグ」とは、単語や文章の前に「#(ハッシュマーク)」を付けて検索用のキーワードとして利用されるタグを指します。ハッシュタグはリンクとして使用したり、各SNSの検索機能で検索したりすることが可能です。

ハッシュタグで検索すると、そのハッシュタグが付けられた投稿一覧が表示されます。キーワードのみでも検索するよりも、ハッシュタグを利用したほうがより精度の高い検索結果を期待できるでしょう。

1-1.ハッシュタグの正しい使い方

キーワードにしたい単語や文章の直前に「#」を挿入するだけで、「#◯◯」が自動的にハッシュタグとして認識されます。

ハッシュタグを使用する際は、下記の点に注意しましょう。

◯「#」は半角で入力する

全角で入力するとハッシュタグとして認識されません。

◯ハッシュタグの前後に「半角スペース」を入れる

ハッシュタグの前後にスペースを入れなければ、ハッシュタグとして認識されない他、余計な部分までハッシュタグとして認識されます。

◯「#」と「♯」を間違えない

「#(ハッシュマーク)」は「♯(シャープ)」とは別の記号です。

◯記号・スペース・句読点は使用不可

ハッシュタグでは、「_」以外の記号・スペース・句読点は使用できません。「_」とよく似た「-(ハイフン)」も使用不可です。ハッシュタグには、日本語や英語といった各国の言語のみを使用しましょう。

正しく設定できれば、ハッシュタグがリンク色で表示され、クリック(タップ)可能となります。

2.ハッシュタグを活用するメリット3選

ハッシュタグにはユーザーとしての利便性が高いだけでなく、SNSを利用したマーケティング戦略においても高いメリットがあります。ハッシュタグのメリットを理解することで、SNS上における自社の存在感を増すことが可能です。

ここでは、ハッシュタグを活用するメリット3選を解説します。

2-1.フォロワーではない多くのユーザーに投稿を見てもらえる

フォロワーではない多くのユーザーに投稿を見てもらえることは、ハッシュタグを活用する大きなメリットです。

基本的に、拡散されたりネットニュースで取り上げられたりしない限りは、多くのユーザーに投稿内容を見てもらうことができません。しかし、自社の投稿にハッシュタグが付いていれば、フォロワー数に関係なく、そのハッシュタグを検索したユーザーの目に留まる可能性があります。

人気度や関心度の高いハッシュタグを使用するほど閲覧される機会が増え、拡散される確率も上がるでしょう。

2-2.ターゲットユーザーに投稿を見てもらえる

ターゲットユーザーに投稿を見てもらえることも、ハッシュタグを活用するメリットです。

自社のターゲットユーザーが検索しそうなハッシュタグを設定することによって、投稿が読まれる可能性を上げることができます。ハッシュタグで検索するユーザーは、もともとそのキーワードやジャンルに興味を持っているユーザーがほとんどです。

例えば、「#猫」「#茶トラ」と設定すれば、猫好きのユーザーに届きやすくなります。もし、自社がキャットフードを宣伝したい場合は、上記に加えて「#カリカリ」「#猫缶」などと設定することで飼い主の目にも留まりやすくなるでしょう。

ハッシュタグを適切に設定することで、コンバージョンにつながりやすいターゲットへのアピールに効果的となります。

2-3.キャンペーンによって認知度がさらに向上する

キャンペーンによって認知度がさらに向上することも、ハッシュタグを活用するメリットです。「ハッシュタグを付けて投稿→キャンペーンに参加」という手法を取ることで、キャンペーンへ参加するハードルが低くなり、多くのユーザーに拡散してもらえます。

アカウントさえあれば手軽に投稿できるため、多くのユーザーが参加しやすいと感じる傾向です。参加するユーザーが増えることでキャンペーンの認知度が上がり、さらなるユーザーの増加が期待できるでしょう。

参加者が増えてキャンペーンの認知度が上がるほど、自社の存在や投稿も多くのユーザーに拡散され、閲覧数も増えます。

3.マーケティングに有効!ハッシュタグの活用方法

ハッシュタグは、SNSマーケティングツールとして有効ではあるものの、活用方法を知らなければ狙った効果は得られません。高い集客効果を得るためには、正しく活用する方法を知ることが必要です。

ここからは、マーケティングに有効なハッシュタグの活用方法を紹介します。

3-1.SNSによってハッシュタグの使い方を変える

SNSの特徴に合わせてハッシュタグの使い方を変えることで、マーケティングに有効に働きます。

各SNSの特徴は下記のとおりです。

◯Twitter

文字数制限があるため、文章内の単語ごとに設定するとよいでしょう。トレンドの影響が大きいため、流行に便乗すると拡散されやすくなります。

◯Instagram

若い女性のユーザーが多く、複数のタグをつなげて短文を形成する方法が一般的です。拡散される目的よりも自分自身を表現する手段として利用されます。

◯Facebook

ハッシュタグが多い投稿は、宣伝だけが目的の投稿として敬遠される傾向です。ハッシュタグの数に注意しましょう。

同じ内容で同じハッシュタグを付けて投稿しても、SNSによってはまったく反響が得られないケースも珍しくありません。SNSの特徴を理解して、適切な運用を心がけましょう。

3-2.一つの投稿に複数のハッシュタグを付ける

一つの投稿に複数のハッシュタグを付けることによって、ユーザーに届く確率が上がります。ハッシュタグの設定がなければ、投稿の内容に単語が含まれていてもハッシュタグで検索した際に引っかからないためです。

ただし、SNSには投稿できる文字数に制限があるため、適切なハッシュタグの数が異なります。それぞれの、文字数制限と適切とされるハッシュタグの数は以下のとおりです。

SNSの種別 最大文字数 適切とされるハッシュタグの数
Twitter全角:140文字
半角:280文字
1~2個
Instagram2,200文字11個
FaceBook60,000文字0~1個

Twitterは2個まで、Instagramは11個程度のハッシュタグが最もコンバージョン率が高いとされています。一方、Facebookにハッシュタグを設置することはあまり好まれません。

3-3.さまざまな種類のキーワードを組み合わせる

さまざまな種類のキーワードをバランスよく組み合わせることで、ターゲットユーザーに見付けられる可能性が増えます。

キーワードは、コンテンツの投稿数ごとに下記の3種類に分類することが可能です。

◯ビッグキーワード

  • 最も検索数が高い
  • 含まれる範囲が広い
  • 投稿件数が多い

◯ミドルキーワード

  • ある程度の検索数がある
  • 目的や地名などがはっきりしている
  • 投稿件数は中くらい

◯スモールキーワード

  • 検索数が少ない
  • 企業名や固有名詞など、範囲が狭い
  • 投稿件数は少ない

下記は、3種類のキーワードを組み合わせた例です。

例1

  • #子猫
  • +
  • #カリカリ
  • +
  • #商品名

例2

  • #保護猫
  • +
  • #お見合い
  • +
  • #施設名

例3

  • #ラーメン
  • +
  • #池袋ラーメン
  • +
  • #店名

各SNSのターゲットユーザーに合わせて、反響が高そうなキーワードと設定する数を選ぶことがおすすめです。

まとめ

SNSへの投稿にハッシュタグを正しく設定することによって、自社の情報がターゲットユーザーに届きやすくなります。各SNSの特徴に合わせたハッシュタグを設定すれば、よりユーザーからの好意や共感が得やすくなり、拡散される可能性が上がるでしょう。

多くのユーザーに拡散され、認知度が上がることによってコンバージョン率も上がります。SNSにハッシュタグを設置することはマーケティングにおいても有効となるため、積極的に活用しましょう。

中小企業の採用成功モデル!2024年に中小企業がすべき「採用」と「定着」の人事戦略 初心者でも使いこなせるSEO一元管理ツールCANALY

RANKING

TOTAL
WEEKLY
中小企業の採用成功モデル!2024年に中小企業がすべき「採用」と「定着」の人事戦略
上部へ戻る
CANALY

300分かかる競合分析が1分で可能に無料で分析してみる

  • 分かりやすい操作で簡単に分析
  • SEOに必要な機能がAll in One
  • ずっと無料で使い続けられる
CANALYを無料で試す
CANALY