CTR(クリック率)とは|検索順位・業界別の目安と改善ポイントも

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CTR(クリック率)とは|検索順位・業界別の目安と改善ポイントも

Webマーケティングに関する情報を集めていると、「CTR(クリック率)」という言葉を目にすることは少なくありません。しかし、CTRの概要や重視されている理由に関して、よくわからない人も多いのではないでしょうか。

CTRを理解すればWebマーケティングへの理解が深まり、より効果的なマーケティング施策を打てるようになるため、この機会に把握しましょう。

今回は、CTRの概要を解説します。CTRの目安やCTRを高めるためのポイントも紹介するため、企業のWeb担当者やWebマーケティングの学習者は参考にしてください。

1.CTRとは?

CTRとは、Webサイトへのリンクやインターネット広告の表示回数に対して、ユーザーがリンクや広告をクリックした回数の割合を指す言葉です。CTRは「Click Through Rate」の略称であり、日本語では「クリック率」や「クリックスルー率」と呼ばれます。

サイトへのリンクや広告のクリックは、ユーザーがサイトや広告に興味を示した際に見られる反応の最たるものと言えます。そのため、CTRを知ることでサイトや広告の好感度を把握し、より訴求力の高いサイトや広告の制作につなげることが可能です。

1-1.CTRの計算方法

CTRは、以下の計算式を利用して求めることができます。

CTRの求め方
CTR(%)=(クリック数÷インプレッション数)×100

クリック数は、ユーザーがサイトへのリンクや広告をクリックした回数であり、インプレッション数はサイトへのリンクや広告が表示された回数です。たとえば、クリック数50・インプレッション数1,000の場合、CTRは下記のように求められます。

(50÷1,000)×100
=0.05×100
=5(%)

また、クリック数100・インプレッション数5,000の場合のCTRは下記のとおりです。

(100÷5,000)×100
=0.02×100
=2(%)

これらの計算結果から、「クリック数50・インプレッション1,000」のほうが「クリック数100・インプレッション5,000」よりもCTRが高いと判断できます。

2.CTRの目安

CTRの高低を判断するためには、CTRの目安を理解しなければなりません。高いCTRを得られていると思い込み、十分な効果を得られていないサイトや広告を運用し続けてしまうと、無駄なコストがかさんでしまいます。

ここでは、検索順位別・業界別のCTRを解説します。効率的なマーケティングを実践したい人は、参考にしてください。

2-1.検索順位別のCTR

WebサイトのCTRは、検索エンジンの検索結果ページにおける表示順位によって上下します。そのため、検索順位別の平均CTRを把握しておけば、サイトが検索順位にふさわしいCTRを獲得できているかどうか判断できるでしょう。

Advanced Web Ranking社の調査によると、オーガニック検索の掲載順位別CTRは下記のとおりです。

検索順位 CTR
1位 37.86%
2位 11.84%
3位 7.46%
4位 4.45%
5位 2.77%
6位 2.09%
7位 1.67%
8位 1.04%

出典:Advanced WEB RANKING「GOOGLE ORGANIC CTR HISTORY」

検索順位が高ければ高いほど、CTRも高まっていることがわかります。加えて、7位と8位とではCTRの差が1ポイント以下に留まっている一方で、1位と2位とでは約26ポイントの差が生じていることも特徴的です。

サイトのCTRを高めるためには、サイトが検索上位に表示されるようSEO対策に注力することが有効と言えます。

2-2.業界別のCTR

広告のCTRは、出稿している業界によって差が生じます。そのため、自社の広告が十分なCTRを得られているか見極めるために、業界別の平均CTRを把握しておくことが重要です。

WordStream社の調査によると、リスティング広告・ディスプレイ広告を合わせたGoogle広告のCTRは、下記のとおりです。

業界種別 CTR
求職・人材サービス 2.42%
ファイナンス・保険 2.91%
健康・医療 3.27%
家庭用品 2.44%
産業サービス 2.61%
法律 2.93%
不動産 3.71%
技術 2.09%
旅行・観光 4.68%
擁護団体 4.41%
自動車 4.00%
BtoB 2.41%
消費者サービス 2.41%
マッチングアプリ・出会い系サイト 6.05%
EC 2.69%
教育 3.78%

出典:WordStream「Google Ads Benchmarks for YOUR Industry [Updated!]」

最もCTRが高い業界はマッチングアプリです。以下に、旅行・観光や擁護団体などが続いています。

上記のデータから、広告のCTRは人々の関心やニーズの高さに比例するものであることが確認できます。広告のCTRを高めるためには、業界の特性を押さえたうえで、ターゲティングの精度を高めるなどの工夫をすると良いでしょう。

3.CTRを高めるためのポイント3つ

CTRを高めることに成功すれば、サービスの利用者が増加したり、商品の売上がアップしたりするなど、コンバージョン率が高まります。また、CTRを高めることで収集できる大量のユーザーデータは、Webサイトや広告の最適化をするうえで必要不可欠です。

ここでは、CTRを高めるためのポイントを3つ紹介します。自社サイトや広告のCTRを高めたい企業のWeb担当者は、参考にしてください。

3-1.リスティング広告を出稿する

自社サイトのCTRを高めるための方策としては、リスティング広告の出稿が挙げられます。リスティング広告を配信すれば、仮にSEO対策を実施しない場合でも、検索結果ページの上部をはじめとする目立つ場所に広告が表示できます。

しかし、画像広告や動画広告と異なり、文字だけで訴求するリスティング広告のCTRを高めるためには、ユーザーの心に響く広告文を練り続ける努力が必要です。リスティング広告を運用する際は広告効果をこまめにチェックし、試行錯誤を怠らないように尽力しましょう。

3-2.タイトル・広告文を工夫する

SEO対策を実施する際には、ユーザーが思わずクリックしたくなるようなタイトルを練ることが肝心です。先述のとおり、リスティング広告を出稿する際にも広告文の工夫は欠かせません。

タイトルや広告文を工夫する際のポイントは、下記のとおりです。

  • 「What(何を)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」といった3つの要素を盛り込む
  • 具体的な数字など、瞬時に鮮明なイメージを想起させる言葉を使用する
  • 最も重要なキーワードはタイトルの前方に配置する

CTRの向上を実現させたい人は、これらのポイントを意識したうえで、ユーザーの検索意図に即した魅力的なタイトル・広告文を考案してください。

3-3.リッチリザルトを実装する

検索結果ページに表示される情報は、基本的にはページタイトルとURL、ディスクリプションの3つのみです。しかし、リッチリザルトを実装すればFAQやレビュー、イベント情報などのさまざまな情報を追加で表示できます。

また、リッチリザルトを実装すると、検索エンジンにWebサイトの正確な内容が反映される確率が高まります。検索エンジンを利用するユーザーの多くは、自分が求める情報がすぐに得られるWebサイトをクリックする傾向にあるため、CTRの向上を期待できるでしょう。

まとめ

Webサイトのリンクや、広告のクリック回数を広告が表示された回数で割ることによって算出できるCTRは、マーケティングの効率化を図るうえで重要な数値です。

特に、検索結果別や業界別のCTRを目安として押さえておけば、Webサイトや広告が十分なCTRを獲得できているかどうかを正確に見極めることができます。自社のWebサイトにおけるCTRと比較し、現状把握に努めましょう。

マーケティングの効果を最大化したい人は、今回紹介したCTRを高める3つのポイントを実践してみてください。

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