ドメイン取得の流れとは?注意点からおすすめの会社まで

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ドメイン取得の流れとは?注意点からおすすめの会社まで

ドメインは「Webページの住所」のような役割を持ち、Webサイトやブログを運営する上で、ドメイン取得は必須となります。一方で、「ドメインの取得方法がわからない」「ドメインはどの会社から購入すれば良いのか?」と悩む方もいるのではないでしょうか。

当記事では、ドメインの役割や独自ドメインの取得方法、注意点を解説しています。おすすめのドメイン専門会社も紹介しているため、ドメインの取得に際して悩みがある人はぜひ参考にしてください。

1.ドメインとは?

ドメインとは、インターネットにおける住所のようなもので、Webサイトがどこにあるかを示す識別子です。以下の青文字の部分がドメインに該当し、Webサイトやメールアドレスに使用されます。

Webサイト
  • ・https://XXXXX.com
  • ・https://OOOOO.co.jp
メールアドレス
  • ・support@XXXXX.com
  • ・info@OOOOO.co.jp

またドメイン似た識別子に、数字の羅列で構成された「IPアドレス」があります。以下は、IPアドレスの例、およびドメインとIPアドレスの相違点です。

IPアドレスの例
  • 182.157.0.234
  • 197.41.100.3
ドメインとIPアドレスの相違点
同じ点 通信先を指定するために必要
異なる点
  • ドメイン:「人」が判断するために使用する
  • IPアドレス:「コンピューターやルーター」が判断するために使用する

人にとって、数字で構成されたIPアドレスを覚える・判断することは難しいため、文字の羅列であるドメインを使用します。また、ドメインとIPアドレスを紐づける(変換する)際は、「DNSサーバー」を利用することが一般的です。

1-1.独自ドメインのメリット・デメリット

ドメインには、主に独自ドメインとサブドメインの2種類があります。

独自ドメイン https://〇〇〇〇〇.□□□/
上記の「〇〇〇〇〇.□□□」の部分を任意に決められるドメインです。
サブドメイン https://〇〇〇〇〇.●●●.■■■/
独自ドメインを分割して、複数に割り当てるためのドメインです。上記の「〇〇〇〇〇」は自由に指定できますが、「●●●.■■■」はサービスの提供先に依存します。

無料ブログサービス・SNSのマイページなどで使われるほか、Yahoo!や楽天など、多数のサービスを提供している会社で使われています。

ビジネス目的でWebサイトを立ち上げる際は、独自ドメイン(新規ドメイン)の取得がおすすめです。以下は、独自ドメインを取得するメリット・デメリットとなります。

〇独自ドメインを使用するメリット

  • ユーザーからの信頼度が高まる
  • SEOへの効果が期待できる

〇独自ドメインを使用するデメリット

  • 維持費が発生する

独自ドメインで運営していない場合、「事業規模が小さそう」「ちょっと怪しい」といったマイナスなイメージをユーザーに与える恐れがあります。

また、独自ドメインで運営するWebサイトは、Webサイト運用・SEO対策の際に融通を利かすことが可能です。一方で無料ブログサービスなどでは、運用・カスタマイズに限界があるほか、サービス元が閉鎖すればそのドメインは使用できないため、SEOにおいても一定のリスクがあります。

独自ドメインを使用する際は、年間1,000円程度の維持費がかかるものの、将来を見据えた投資と考えれば、大きなデメリットでもないでしょう。

2.【STEP別】ドメイン取得までの流れ

独自ドメインは、インターネット上で簡単に購入でき、以下の3つのSTEPが必要となります。

  • STEP1:ドメインの名前を決める
  • STEP2:ドメインを取得する
  • STEP3:ドメインを設定する

各ステップには、押さえるべきポイント・注意点などもあるため、手順とともに参考にしてください。

2-1.【STEP1】ドメインの名前を決める

ドメイン名を決める際は、ユーザーが「どのようなWebサイトであるか」ということを瞬時に認識できるように、法人名・サービス名・Webサイト名などを入れることが重要です。

また、使用できる文字の種類・文字数の範囲などは、ドメイン販売サイトやドメインの種類によって異なるものの、以下の内容が一般的となります。

〇使用できる文字の種類

  • 半角英数字(a〜z/0〜9)と半角ハイフン(-)で構成する
  • 日本語ドメインの場合は、日本語も可能

〇文字数の範囲

  • 3文字~63文字が一般的
  • 日本語ドメインの場合は、1~20文字程度

また、「.com」「.jp」など、ドメイン末尾(トップレベルドメイン)に関しても、空きがある限り、自由に選択可能です。

2-2.【STEP2】ドメインを取得する

ドメインは、レンタルサーバー会社かドメイン専門会社で取得します。近年では、レンタルサーバー会社・ドメイン専門会社ともに、ドメイン・レンタルサーバーの両方を扱う傾向にあります。

そのため、以下の条件などを基に会社を選定するとよいでしょう。

  • トップレベルドメインの種類(ドメインの種類)
  • 取得費・更新費
  • Whois情報公開代行サービスの有無
  • キャンペーンの有無

「Whois」とは、ドメイン契約者の個人名・連絡先・ドメインの有効期限などを、自由に参照できるサービスです。「Whois情報公開代行サービス」を利用することで、Whois情報に契約者の情報ではなく、ドメイン提供会社の情報が表示されるため、個人情報の保護に繋がります。

2-3.【STEP3】ドメインを設定する

ドメインを取得した後は、ドメインとDNSサーバー(ネームサーバー)に関する設定を行う必要があります。

ドメインとレンタルサーバーの契約会社が異なる場合は、ドメインをレンタルサーバーに追加した後、ネームサーバーを変更して、ドメインとサーバーを紐づける作業が必要です。一方で、ドメインとレンタルサーバーを同じ会社から同時に申込んだ場合は、レンタルサーバーの利用準備が自動でできることも多いため、作業がやや単純となる

傾向です。

3.ドメイン取得時の注意点2つ

ドメイン取得時には、以下の2つの注意点に気をつけましょう。

〇なるべく新規ドメインを取得する

ドメインには、新規ドメインだけでなく、過去に使われていた「中古ドメイン」も販売されています。中古ドメインは、過去に使用されていた際の評価を引き継ぐため、注意が必要です。SEO効果のある中古ドメインもありますが、ペナルティを受けている中古ドメインも混ざっている恐れがあり、ビジネスのメインサイトで使用する際にはあまり適していません。

〇ドメインの権利者を確認する

ドメインの権利者は、基本的に料金支払者であることが一般的です。一方で、業者にドメイン取得を依頼した場合は、自社に権利がない場合があるため、必ず確認を行いましょう。

また、Web制作会社がドメインの所有権を持っていると、ほかの業者に保守管理を変更する際に、譲渡費用を請求される恐れがあるため、併せて注意してください。

上記のトラブルを避けるためにも、ドメイン取得作業は、なるべく自社で行うと安心と言えます。

4.おすすめのドメイン専門会社2選

ドメイン専門会社は多くありますが、以下の2社は多くのユーザーが利用しているため、ぜひチェックしてみてください。

〇お名前.com

お名前.comは、500種類以上のドメインを取り扱う国内最大級のドメイン登録サービス業者です。GMOインターネット株式会社が運営しており、レンタルサーバーの提供も行っています。セール・キャンペーンも数多く実施しているため、価格を抑えてドメインを購入することが可能です。

〇ムームードメイン

ムームードメインも、お名前.comと同じGMOグループであり、GMOペパボ株式会社が運営しています。「ロリポップ!レンタルサーバー」や「グーペ」などのサービスと連携して、Webサイトを簡単に制作できる点が特徴です。

まとめ

ドメインを取得する際は、ドメインの名称を決め、ドメイン購入先を選定し、ネームサーバーなどの設定を行う必要があります。ドメインの提供会社を選ぶ際は、取得費・更新費やWhois情報公開代行サービスの有無などを確認するとよいでしょう。

また、ドメインには独自ドメイン・サブドメインの2種類がありますが、法人サイトなど事業用のWebサイトには、信頼性の面から独自ドメインがおすすめとなります。

ドメイン取得はWebサイト立ち上げの第一歩です。今回紹介したことを参考に、ユーザーに信頼されるWebサイトを目指して、制作・運営を行いましょう。

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