自社開発システム「CANALY」とは?全機能紹介・開発に至った思いを大公開!
グランネットでは、自社開発のSEOツールとして「CANALY」をリリースしています。
CANALYは、Google Analytics・Google Search Consoleをかけ合わせた効果測定を自動で行います。そのため、成果を最大化させるためのデータを全て可視化することが可能です。
また、SEOコンサルを提供しているグランネット独自のノウハウ・ロジックによって、行っている分析結果をいつでも、どこでも確認いただけます。
今回は、CANALYの概要と、開発に至った背景・CANALYの機能について紹介します。効果測定の効率化や、成果に直結するSEO対策を行いたいと考える方は、ぜひ参考にしてください。
1.AIを活用した自社開発SEO分析ツール「CANALY」とは?
CANALY=「CAN」「ANALY」
SEOに詳しい人はもちろん、SEOに詳しくない人でも、簡単に分析が行えるように。
CANALYは、そんな思いを込めて名づけられたSEOツールです。
SEO対策は多岐にわたりますが、最も重要な点は、「キーワード選定」と「ランディングページ強化」です。そして、この2つのポイントを対策するためには、「分析」が必須となります。
しかし、Webサイトの分析は煩雑であり、分析指標も数多くあります。また、本格的な分析には多くの時間がとられるでしょう。
そして何より、Google Analytics・Google Search Consoleを使用するには一定の知識が求められます。
CANALYでは、SEOコンサルを提供しているグランネット独自のノウハウ・ロジックによって、各サイトの現状分析を簡単に把握することが可能です。
加えて他社にはない効果測定機能から、自動レポーティング機能、順位変動動向及びそのレポートまで、多くの機能をお使いいただけます。
1-1.CANALYが提供できる3つのこと
CANALYでは、大きく分けて以下の3つのことを提供できます。
●改善施策
CANALYでは、お客様のサイトにおけるSEOの課題・SEO施策の打ち手を提案します。
たとえばCANALYに実装している「CVR改善分析」を用いれば、「ランディング・ランディング以外」「新規・リピーター」などの要素別に、現時点でのボトルネック要素を把握することが可能です。また、改善すべきURL・導線の抽出も、CANALYが自動で行うため、具体的な改善策を簡単に導き出すことができます。
●効果測定
Google Analytics・Google Search Console、およびその2ツールをかけ合わせた、グランネット独自の効果測定が行えます。
必要な情報を、ワンクリックで抽出できる仕様であるため、CANALYを見るだけで施策実装前・実装後の成果を簡単に比較可能です。
●進捗管理
グランネットが提供するSEO施策を可視化し、各施策の進捗状況を管理できます。
またCANALYには、チャット機能も実装しているため、CANALY内でコミュニケーションを集約させることが可能です。
2.CANALYの開発に至った背景~SEO業界の”常識”を変えたい~
SEO対策会社は、無形商材を扱っているということもあり、一般的に「何をやっているか分からない」と思われることが多い業界です。
SEO対策には、「効果的だと思われる改善策」は数多くあるものの、「明確な答え」が決まっているわけではありません。そのため「お客様に具体的なSEO施策を開示していない」という会社も多いです。
グランネットは、「そんなSEO業界の風潮をガラッと変えたい」という思いを掲げ、全てのSEO施策・およびその施策効果の有無を、お客様に開示しています。
それを実現するプラットフォームが、CANALYです。
一方的なコンサルティングではなく、お客様・グランネット共に同じ目線でSEO対策に取り組み、集客~Webサイト改善までの最適化を実現します。
2-1.グランネットが掲げるミッション
グランネットは、「すべての企業にWebマーケティング」というミッションのもと、“正しいWebマーケティング”を提供しております。
2012年1月の創業時は、SEO対策・リスティング広告サービスなどのGoogleマーケティングを中心としたサービスを提供していました。9期目を迎えた2021年現在では、Webコンサルティングサービスやライティングサービスの提供も行っております。
今後もグランネットは、Webマーケティング業界のリーディングカンパニーを目指し、新リリースの「CANALY」を含めたさまざまなサービスの展開・開発を進めます。
2-2.Webマーケティングの勝ちパターンは「8STEP」
Webマーケティングで一定の成果を出すためには、様々な手法があり、世の中にはそのノウハウが溢れ返っています。
グランネットでは、どのような業界・商材であっても、Webマーケティングを行う際は以下の「8STEP」に単純化し、施策を講じることが重要と考えております。
- Webサイト制作
- SEO
- PPC
- LPO
- 導線改善
- EFO
- CRM
- メルマガ
- 効果測定
- 現施策の継続、新施策の導入
一般的なSEO会社では「(2)窓口」のフェーズである、SEOやPPCの対策のみを行う傾向です。一方でグランネットは「(1)制作」~「(8)改善」まで対応しており、各業界に合わせたWebマーケティングを一気通貫型で提案・サポートすることが可能です。
この8STEPの最適化を支援するツールが、CANALYです。
3.【CANALYの機能一覧】CANALYで効果測定から改善施策まで一元化!
CANALYの主な機能は、以下の10種類です。
- ダッシュボード
- チャット・メール
- サマリー
- 分析レポート
- 動向レポート
- 改善施策
- 効果測定
- タスク管理
- 順位レポート
- お知らせ
ここからは、各機能の詳細・特徴を紹介します。
3-1.ダッシュボード
「ダッシュボード」は、CANALYの各機能を抜粋して表示したトップ画面です。
主に以下の5つのエリアから構成されており、必要な情報を瞬時に把握することが可能です。
お知らせ・SEOニュース
以下の2つのエリアです。
お知らせ | 主にCANALYのアップデート情報について記載しています。 |
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SEOニュース |
Googleコアアップデートの情報など、最新のSEOニュースを掲載しています。SEOに関する必要な情報のみまとまっているため、必要以上のリサーチをせず情報を手軽に入手することが可能です。 また、ニュースフィードの上部には、自社における直近の平均順位・順位変動値が大きく表示される仕様です。 そのため、Googleの動向を確認しながら、自社サイトへの影響を簡単に把握することができます。 |
先月のデータ・昨年同月比
Google Analyticsで抽出したデータを、一覧として表示しています。対策サイトにおける、以下の6項目が確認可能です。
- セッション
- コンバージョン
- コンバージョン率
- ユーザー
- ページビュー
- エンゲージメント率
また、チェック一つで「自然検索のみ」のデータに切り替えることもできます。
チャット
簡単なチャット機能を実装しています。今後の施策におけるすり合わせから、ちょっとした相談まで、手軽に利用することが可能です。
メール
メール受信トレイのようなイメージのエリアです。未読メールのみを抽出して表示し、主に請求書などのファイルの取り扱いに使用します。
効果測定
実装した各施策の効果を、一覧で確認できるエリアです。
実装前後の指標だけでなく、実装の効果を自動で判断し「効果あり」「効果なし」として表示します。
3-2.チャット・メール
CANALYには、業務のやり取りに必要なチャット・メール機能も備えております。CANALYにログインできる環境であれば、誰でも・どこでも、簡単にご使用いただけます。
これまで、納品物や請求書のやり取りで、外部のチャットツール・メールツールといったさまざまなコミュニケーションツールを使用することに、煩わしさを感じていた方も多いのではないでしょうか。
分散していたコミュニケーションツールをすべてCANALYに集約することで、やり取りの作業時間を大幅に短縮できます。
3-3.サマリー
「サマリー」では、Google Analytics・Google Search Consoleのデータ数値を確認いただけます。高いUIでの高速表示ができるため、両ツールを併せた分析が瞬時に行えます。
以下は、サマリーで把握できるGoogle Analytics・Google Search Consoleの内容です。
Google Analytics
任意の期間・CV・施策グループを選択したうえで、以下の分析結果を表示することが可能です。なお「自然検索のみ」のデータでも抽出可能です。
●サマリー
以下の6つの指標を確認可能です。
- セッション
- コンバージョン
- コンバージョン率
- ユーザー
- ページビュー
- 平均表示速度
比較対象は「前年同月比較」「前月比較」から選べます。
●セッション・CV推移
以下の3つの指標を確認可能です。
- セッション(日別推移)
- セッション(年間推移)
- コンバージョン(年間推移)
指定期間、および前年同月の推移を、折れ線グラフ・棒グラフで把握できます。
●ユーザー分析
以下の3つの指標を、円グラフで確認可能です。
- 最も使われているデバイスは?
- 新規・リピーターどっちが多い?
- どの媒体からよく流入がある?
デバイスはMobile・PC・タブレット別に、媒体はGoogle・Yahoo!別にデータを表示しています。
Google Search Console
任意の期間を選択したうえで、以下の分析結果を表示することが可能です。なお「注力キーワード」「指名キーワード」「全て」の3つから、グルーピングを行って分析することもできます。
●サマリー
以下の4つの指標を確認可能です。
- クリック数
- 表示回数
- CTR
- 平均順位
●クリック数・平均順位の推移
以下の2つの指標を確認可能です。
- クリック数(日別推移)
- 平均順位(日別推移)
指定期間、および前年同月の推移を、折れ線グラフで把握できます。
●注力キーワードの状況
注力して対策しているキーワードごとに、平均順位・クリック数・表示回数・CTRが確認できます。
高低順に並び替えもできるため、成果の出ている(出ていない)キーワードを瞬時に把握することが可能です。
●指名キーワードの状況
自社名や自社サービス名におけるキーワードの検索状況を表示しています。
表示指標に関しては、注力キーワードと同様です。
Google AnalyticsとGoogle Search Consoleを、それぞれ使用するよりもわかりやすく分析を行えるため、業務効率化が進むことはもちろん、今後行うべき施策を決定するのに役立ちます。
3-4.分析レポート
「分析レポート」では、Google AnalyticsとGoogle Search Consoleのデータを紐付けた、以下3つのレポートをご確認いただけます。
●データ分析
期間・施策グループ・自然検索かどうか、を選択したうえで、以下の3つの指標を確認可能です。
- セッション
- コンパージョン
- コンパージョン率
また、以下のようなページ別分析結果も、自動で表示しています。
- セッションが多いページ
- コンバージョンが多いページ
- CVがついているもののCVRが低いページ
- セッションは多いがCVにつながっていないページ
- セッションが多いかつ直帰率が高いページ
- CVはついているが直帰率が高いページ
- 直帰率が低いページかつCVが低いページ
たとえば「セッションは多いがCVにつながっていないページ」であれば、CVに繋がるような導線設計を行うとよいため、成果に紐づく施策を簡単に検討できます。
●CVR改善分析
CVR改善に際してボトルネックとなっている問題点の洗い出しを自動で行います。
具体的には、「ランディング・ランディング以外」「新規・リピーター」の要素をかけ合わせ、セッション・直帰率・ページ/セッション・滞在時間・CV・CVRの分析が可能です。
CVR改善には様々な要因が関係しますが、改善度合いの最も高いページで対策を行うことが大切です。
また、分析レポートでは「記事レポート」「キャナリーレポート」の出力(pdf形式)が可能であるため、社内報告などにも簡単に活用できます。
3-5.動向レポート
「動向レポート」では、各業界の順位変動や直近のGoogleアップデートといった必要なニュース・情報を集約しております。
順位変動の項目では、サイトカテゴリ・業界別の順位変動をご確認いただくことが可能です。直近30日の順位変動をグラフで表示しているため、変動傾向が一目で把握できます。
また、SEO対策を行うにあたり重要な情報となるSEOニュースの項目では、ニュースの概要はもちろん、グランネットによる見解も含めております。
3-6.改善施策
グランネットよりご提案している各施策(内部施策・コンテンツ施策・外部施策)の詳細を、ご確認いただける画面です。
「各社に合ったSEO対策をしっかりと開示し、一つずつ楔を打ちながらゴールまで向かえるように」という思いから開発しております。
3-7.効果測定
「効果測定」では、グランネットよりご提案させていただいた各施策の実装後、内部施策・コンテンツ施策・外部施策ごとに効果を検証することが可能です。その他、効果測定カテゴリや施策種別に、測定したい効果を任意で設定できます。
施策の実装前と実装後の効果が詳細データに表示されるため、「施策を行って、どのような効果があったのか・どのように変わったか」をしっかりとご確認いただけます。
3-8.タスク管理
グランネットよりご提案している各施策(内部施策・コンテンツ施策・外部施策)の進捗管理を、ご確認いただける画面です。
企業様・グランネット双方がリアルタイムに更新することで、リアルタイム性の高いシームレスな施策展開・PDCAの実現が可能です。
3-9.順位レポート
「順位レポート」では、狙うべきキーワード・対策したいキーワードなど、さまざまな種類のキーワードの順位推移をご確認いただけます。レポートは毎日更新されるため、日々最新の情報を閲覧可能です。
またレポート内では、検索エンジンを絞り込むことができ、より条件を狭めたレポート結果もご覧いただけます。
3-10.お知らせ
「お知らせ」では、CANALYのアップデート情報を確認できます。
直近のアップデートでは、「内部施策のPDF出力機能」や「タスク管理機能のブラッシュアップ」を行っており、今後も専任のプログラマーが継続的なアップデートを実施予定です。
まとめ
効果測定から改善施策まで、一元管理ができるCANALYは、現在も日々進化中です。
CANALYの初期開発メンバーを始め、CANALY専任のエンジニアも複数ジョイン。社内やクライアントのリアルな声をもとに、常にアップデートを行っています。現在は、CANALYの新たな機能として「目標進捗までを可視化できる機能」なども鋭意開発中です。
ぜひ今後もCANALYの動向をチェックしてください。
会社概要 | |
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会社名 | 株式会社グランネット |
会社URL | https://grannet.co.jp/ |
代表者 | 山本 真俊 |
設立日 | 2012年1月 |
資本金 | 10,000,000円 |
事業内容 |
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